株を購入できるようになると、まず迷うのが「どの銘柄を買えばいいか」です。
惚れこんでいる企業がある方は除いたとしても、この悩みを持つ方は多いと思います。
そこで今回は皆さんご存知の「マクドナルド」について、マネックス証券を利用した買い方や企業分析、これまでの株価推移などを詳しくまとめてみました。
※株式投資には原本割れのリスクが伴います。この記事は特定銘柄の購入判断をすすめるものではありません。必ずご自身の判断・責任に基づき取引を行うことをお願いいたします。
目次
マクドナルドとは
マクドナルド社は皆さんご存知の通り、アメリカ発祥、現在では日本全国にも存在するハンバーガーチェーンです。
かつてのデフレ時代、その安さが大きく注目され、ファーストフードを一般家庭にも急速に波及させた企業であると言って間違いないでしょう。
が、近年発生した「異物混入問題」「期限切れ鶏肉使用問題」により評価は大幅に下落しました。マクドナルドの商品にプラスチック、ビニール片などが入っていた、という報告が続き、客離れを引き起こすこととなってしまいました。
その影響もあり経営状況は悪化、2016年2月9日に発表された12月期連結決算では最終損益が347億円の赤字となり、上場以来過去最大の赤字を記録することになりました。
2014年にサラ・カサノバ氏が新社長となり、新たな経営方針を打ち出すも、離れていった客が戻ってきている気配が未だに感じられません。
過去最大の赤字ということで、「米国社に売却」などというニュースも報じられていましたが、ここで黒字化に再び向かえるかどうかが重要となってくるでしょう。
マクドナルド【2731】の株価の推移
それでは、2011年から今年2016年にかけてのマクドナルド(銘柄コード:2731)の株価の推移について見てみましょう。
(2016年5月15日現在:マクドナルド【2711】週足チャート)
この画像はマクドナルドの週足チャートです。
下のメモリが日付、横のメモリが株価を表しています。
前述したとおり2014年後半にかけて問題が続出したものの、株価はそこまで下がっておらず、この数年間は下落というよりは横横(レンジ)の株価推移であることが見て取れますね。
赤字が続き、不祥事が続くのにも関わらずマクドナルドの株価が暴落しない理由の一つには「株主優待制度」があることが大きいといわれています。
マクドナルド株は浮動株が少なく、個人株主が占める保有割合が多いとされており、「業績ではなく優待目当てで持っている人が多い」とされており、そのため問題が起きても株を手放さない人が多いことが株価推移に現れています。
マクドナルド【2731】の配当金について
マクドナルドの配当金は2016年5月15日現在、1株当たり30円です。
単元株数が100株ですから、権利確定日に100株所持していれば30×100=3000円の配当金がもらえることになります。マクドナルドの株価はここのところ3000円あたりを推移していますから、配当利回りはおよそ1%ということになります。
マクドナルド【2731】の株主優待について
次に配当と同じく、権利確定日に株を所持していることで手に入れられる、株主優待について見ていきましょう。マクドナルドの株主優待は次の通りです。
100株~299株:優待食事券1冊
300株~499株:優待食事券3冊
500株以上 :優待食事券5冊
引用:マクドナルド株式会社 株式について
優待食事券は1枚がバーガー・サイドメニュー・ドリンクの3種類の無料券、それが6枚つづりで1冊(1セット)となっています。
マネックス証券で見るマクドナルドの株の買い方
最後に、マネックス証券でのマクドナルドの株の買い方について見ていきましょう。
マネックス証券のホームページでログイン
まず、マネックス証券のホームページにアクセスし、ログインIDとパスワードを入れログインを行います。
(2016年5月15日現在)
ログイン後の画面で 株式取引 ⇒ 買い注文 をクリック
ログインが完了したら、上メニューの「株式取引」にマウスカーソルを乗せ、「株式取引」→「買い注文」をクリックします。
(2016年5月15日現在)
マクドナルドの銘柄コード:2702を入れ、注文内容確認後、取引完了
次にマクドナルドの銘柄コード、2702を入れ「更新」をクリックします。
数量、価格などの必要事項を入れ、「次へ(注文内容確認)」をクリックし、最終確認を終えれば買い注文が完了します。
(2016年5月15日現在)
マクドナルド株を自分で深堀り
さて、以上マクドナルド社の概要や株価の推移などについてまとめてみました。
これより更に深掘りし、ご自分でも詳しく調べてみることによって更にマクドナルド株が好きになるでしょう。このように他の株についても調べることで、どんどん株に詳しくなることができます。