安い株の見極め方

「何故、資産の運用をするのか?」これから株式を始めようとしている人が考えるべきことですよね。

よく株式初心者が始める理由として、「勉強の為」という言葉を良く聞きます。ただ、そういう人に限って、何故かあまり株式について勉強しておらず、損失を抱えてしまう人が多いです。

しかし、いざ知識を身につけようと思っても、情報がありすぎて、どれを参考にしていいのか分からず、断片的にかき集めた知識を基に、株式を始めてしまう人が多いと思います。たとえば、インターネットで調べてみても、株式についての知識、情報が乱雑に溢れている状況です。

断片的な知識を集めただけでは、勉強したとは言えません。このサイトは、これから株式投資を始めようとする人に対して、投資をする前に心得ておくべきことを中心に論じております。

まずは、「確実に儲かる方法はない」ことを強く認識するべきです。「それなら株式はやめるべき」と考えるでしょう。当たり前ですよね。儲からないからやらない。この考え自体は自然です。

残念ながら、短期間で確実に儲かる方法はありません。しかし、「長期的に投資した結果、預金よりも儲かる可能性が高い」という方法はあります。

これは、1株300円以下の低位株に投資する方法です。

「低位株」とはどういったものなのか

低位株は簡単にいうと、比較的「安い」株式のことを指します。低位株と判断する明確な基準はなく、1株200円以下や1株500円以下など、人によって低位株の基準は異なります。当サイトでは、1株300円以下を低位株と位置づけています。1株=200円の低位株の場合、100株単位で購入する株なら20,000円から購入することが出来ます。

「そんなに安い株なら倒産する可能性もあるのでは?」と言われてしまいそうですが、実は世間一般に知られている企業で、倒産する可能性の低い、株式も存在します。具体的には以下の通りです。

コジマ電機

コジマ電機は、現状一番お勧め出来る株式です。2016年2月9日現在、1株239円となっています。当社は、購入単位が100株単位となっている為、2万円台で購入することが出来ます。また、100株以上保有していたら、1,000円分のお買い物優待券がもらえるのもいいですね。

2015年8月期こそ赤字計上でしたが、企業の自己資金力を表す自己資本比率(※)は30%を超えております。小売業については、店舗改装の設備投資、商品仕入れなどの運転資金が先行することが多く、10%台でも倒産することも無く、何十年も運営している企業は沢山あります。

たとえば、コンビニエンスストア経営、衣料品販売などの小売業の会社(従業員20人~50人程度)は、自己資本比率20%台以上であれば、しばらくは「安全」という評価を下しても問題ありません。

※自己資本比率とは…

簡単に言うと、持っている総資産に自己資金がどれだけあるのか?という割合です。下記の図は、とあるA社とB社の総資産、純資産、負債を表で比較したものです。

総資産 純資産 負債
A社 1,000 100 900
B社 1,000 500 500

純資産…会社の内部留保(過去に蓄積した利益)、自己所有の資産、返済の必要ない株式資本金などを指します。ちなみにこの内部留保は過去の損失からマイナスとなることもあります。

負債…会社を運営する為に必要な資金の借入、未払金などがあります。

A社は
100÷1000=10%

B社は
500÷1000=50%

が自己資本比率となります。この自己資本比率は是非、株式投資を行う上で抑えるべきです。

いくら、直近決算で利益が出ている会社でも、この自己資本比率が低いと、すぐに倒産する可能性もあります。実際、前年度には利益を出していたのに、翌年度には倒産したというパターンに何度も遭遇することがあります。

これらの会社を見ると、例外なく自己資本比率が低い、もしくはマイナス(いわゆる債務超過状態)となっています。個人の家計簿で例えると、年収はある程度高いのに、浪費癖があり借金だらけの状態ということですね。このような会社に投資するのは極めて危険と言えます。

みずほフィナンシャルグループ

2016年2月10日現在、161.1円となっています。最近1年間で、一番の値下がり値です。まさにバーゲンセール状態となっておりますので、購入するのであれば一番いい時期かもしれません。ちなみに100株単位での購入が可能であり、2万円以下で購入することが出来ます。配当も4%を超えていますので、今がチャンスだといえます。また、銀行株というのは、一般的にあまり値動きがしないことで有名であり、長期投資には向いているとされています。

ジーンズメイト

2016年2月10日現在、181円を付けております。100株単位での購入となりますので、2万円以下で購入することが出来ます。自己資本比率も80%を超えていることから、すぐに会社が傾くことは考えづらいです。やはり長期投資に向いていると考えられます。

どの時期に株を行うべきか

株を始めたいのだか、どの時期に行うべきなのだろうか。と思う人は沢山いると思います。一般的には、株価が安くなるのは、12月と言われており、翌年の1月には上がるとされています。

しかし、ここで疑問に思うでしょう。2016年については1月~2月現在にかけて、極めて下がっています。1月には1万9000円以上あった日経平均株価は、2月10日には15000円台まで下がっています。しかも、急激な円高が進んでいることから、今後もおそらく下がることが予想されます。

もちろん、「12月安、1月高」の根拠はあります。一般的に個人投資家が含み損を抱えている株式を節税対策の為に年末に売るからです。売りが沢山出ると、当然株価は下がりやすくなります。その為、株式初心者は、株価が安くなりやすい12月に始めるのが良いと言われていることもあるぐらいです。しかし、今回のように急激な円高、原油安などの要因がある場合は、全く当てになりません。

長期的な投資という視点であれば、始める時期はいつでもいいと思います。なぜなら、株式を保有していれば、株主配当、株主優待などをもらえる場合があるからです。しかも、10年以上の長期で保有していれば、とんでもない高値をつかんでいない限り、売買にて利益を得る可能性も出てくることがほとんどです。

短期的な値動きに一喜一憂していると、精神的に疲れます。これは、株式を始める前に初心者が心得ておくべきだと思います。むしろ、値下がりしても、ほっておけば優待ももらい続けることが出来るし、配当も入ってくるからよしとする位の気持ちで始めるべきです。

ヤマダ電機の株は2007年に1050円でしたが、現在は537円まで値下がりしています。500株ほど保有しているとすると、25万円位の損失が出ています。しかし、配当も入ってきますし、3月、9月にはヤマダ電機で利用できる500円の割引券が合計で5000円分送付されてきますので、気持ちに余裕を持つことができます。

証券会社はどこを選ぶべきか

証券会社は沢山あり、どれを選んでいいのかわからない。という人は沢山いるのではないでしょうか。確かにこれだけ多いと、何を基準にして選べばいいのか分からないですし、とりあえず無難に大手どころの証券会社にさえすればいいだろうと考えてしまいがちですよね。

大手の証券会社はまず倒産する可能性も低いですし、安心感はあります。しかし、売買手数料が高くなっていることも事実です。もし、株式を始めるとしたら、この売買手数料にもこだわってみましょう。特に最近は、松井証券マネックス証券などのいわゆる「ネット証券」が手数料も安く、独自のキャンペーンも行っています。特に松井証券については、10万円までの売買であれば、手数料は無料となっていますので、お勧めすることが出来ます。以下で証券会社の売買手数料比較をしていますので、口座開設の際の確認に利用してみると良いと思います。

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長期保有目的なら株式投資を始める価値あり

如何でしょうか。今、株式市場は大変値下がりしている相場です。「落ちているナイフは拾うな」という相場格言があるように、下落相場では、値動きが反転するまで待つべきという意見もあります。しかし、長期保有目的であれば、今すぐにでも株式を始めても良いかと思います。是非、一度食わず嫌いになる前に、株式投資を始めてみては如何でしょうか。