日本銀行株の買い方

日本の中央銀行、日本銀行が上場しているって知っていますか?

日本銀行は株式の代わりに出資証券と呼ばれる証書を受け取り、その出資証券を株式代わりに利用します。日本銀行株を購入するにあたり、日本銀行の株価や配当金はどうなっているのでしょうか?

今回は、日本銀行株の詳しい内容と株の買い方を、松井証券を通して見ていきます。

日本銀行株の概要

知らない方も多いかと思いますが日本銀行は、ジャスダックに上場しています。ただし日本銀行は株式ではなく、株式に相当する出資証券が発行され、この出資証券が株式に準じて取引されています。

日本銀行は資本金1億円に対して55%の5,500万円を政府が出資し、残りの45%を政府以外の者が出資することが取り決められています。これは、民間の資本を取り入れることで100%国の意向に従わない独立性を目的としているとともに、民間資本を45%に抑えることで民間人が日本銀行を支配できないようにしています。

また、日本銀行が東京証券取引所の一部ではなくジャスダックに上場している理由は、資本金が1億円であるため、東証一部に上場するための条件を満たさない、というだけのことです。

日本銀行株の株価の推移

過去から現在にかけての、日本銀行株の株価の推移を見ていきます。

2006年から現在までの日本銀行の株価

2006年から現在までの日本銀行の株価
(松井証券ホームページ 2006年6月1日~2016年5月13日 月足)

2006年には日本銀行による量的緩和政策の解除、ゼロ金利政策の解除などの施策が取られ、日本銀行の株価は上下を繰り返しています。また、その後リーマンショックによる不況が発生し、その後は緩やかな低下を続けています。

2011年から現在までの日本銀行の株価

2011年から現在までの日本銀行の株価
(松井証券ホームページ 2011年4月1日~2016年5月13日 週足)

2012年末に向けて日本銀行の株価は下落を続けていましたが、2012年末に誕生した第2次安倍内閣のアベノミクスが評価されて、日本銀行の株価は急上昇しています。しかし、その後は引き続き緩やかな下落傾向となっています。

2015年から現在までの日本銀行の株価

2015年から現在までの日本銀行の株価
(松井証券ホームページ 2015年4月1日~2016年5月13日 日足)

2015年4月1日から2016年5月13日までの日本銀行の株価の推移をみると、一時は58,000円だった株価は36,000円前後と、1年の間におよそ40%程度下落しています。

日本銀行の株価は、この10年で見ても2007年には170,000円だった株価が36,000円程度まで下落しています。全体として下落傾向が続いているものの、アベノミクスなど日本銀行の施策が評価された時には一時的にとはいえ、上昇していることが分かります。

日本銀行株の配当金と株主優待

日本銀行の配当金は、法律で出資額の年率5%以下と定められています。出資額は1億円なので、1億円×5%=500万円で、実際に2015年の配当金には500万円が充てられています。

日本銀行が発行している出資証券は全部で1,000,000口なので、1口に対する配当金は5円です。

2016年5月13日時点の日本銀行の株価は37,800円となっているため、5円÷37,800円で配当利回りは0.00013%となります。また、日本銀行株に株主配当はありません。

松井証券で見る日本銀行の株の買い方

実は、日本銀行の株式は取扱い数が少ないため、松井証券などのネット証券では取引できません。実際に松井証券の画面で確認してみましょう。

松井証券ホームページから銘柄を検索する

松井証券ホームページから銘柄を検索

日本銀行の銘柄コード「8301」を入力して検索してみましょう。

日本銀行株の買い付け注文を出してみる

現物売買停止の規制

最低売買口数「100」を入力して注文確認ボタンを押してみましたが、現物売買停止の規制がされており購入できませんでした。

野村證券や大和証券でなら購入できることもある

日本銀行株は取引件数が少なすぎて松井証券のネット証券などでは通常、取扱いがありません。手数料は高くなってしまいますが、野村証券や大和証券でなら購入できることもあるので、気になる方は相談してみましょう。

日本銀行株は1回の購入で300万円~400万円必要な上に、配当金は1口5円、100口で500円と非常に低く、個人投資家にとって保有のメリットはほとんどないといえるでしょう。

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